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【市況】英ポンド週間見通し:もみあいか、早期利上げの思惑後退も


■対円レートは反転、米利上げ先送りを意識した買いが入る

先週のポンド・円は反転。一時184円台前半まで下げたが、早期利上げの可能性は残されていることや米利上げ先送りを意識したポンド買い・米ドル売りが活発となり、この影響でポンド・円は一時188円台前半まで上昇した。ただし、英中央銀行理事が「政策決定でポンド高の影響を考慮する必要がある」と指摘し、リスク選好的なポンド買いは後退した。
・取引レンジ:184円20銭-188円32銭

■もみあいか、早期利上げの思惑後退も

今週のポンド・円はもみあいか。ポンド高の影響を慎重に考慮する必要があることから、英中央銀行による早期利上げ観測はやや後退している。ただし、米利上げ先送りによってリスク選好的なポンド買いは大きく後退していないことから、ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンドの対円レートが下げ渋る可能性は残されている。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
・予想レンジ:185円00銭-188円00銭

《TM》

 提供:フィスコ

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