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【市況】日経平均は4日ぶり大幅反落、米利上げ見送り受け360円超の下げ/相場概況


日経平均は4日ぶり大幅反落。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが決定された。NYダウは、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見などを受けて一時急騰する場面もあったが、引けにかけて下げに転じ、65ドル安で取引を終えた。こうした流れを受けて、日経平均は156円安からスタートすると、朝方に一時18069.50円(前日比362.77円安)まで下落する場面があった。売り一巡後は連休を控え18150円-18200円水準でのもみ合いが続いたが、大引けにかけて再度弱含む形となった。

大引けの日経平均は前日比362.06円安の18070.21円となった。東証1部の売買高は24億868万株、売買代金は2兆6543億円だった。業種別では、保険業が5%下げたほか、鉄鋼、ガラス・土石製品、陸運業が下落率上位だった。一方、上昇したのは情報・通信業のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、NTT<9432>、三井物産<8031>、日産自<7201>など売買代金上位は全般軟調。三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>が3%安と売られたほか、第一生命<8750>が6%超、村田製<6981>が4%超の下落に。また、モリテックス<7714>、ネオス<3627>、アシックス<7936>などが東証1部下落率上位となった。一方、ソフトバンクグ<9984>や7&IHD<3382>が堅調。KDDI<9433>が4%超の上昇に。また、リソー教育<4714>、VOYAGE<3688>、クスリのアオキ<3398>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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