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【材料】一工薬が4連騰、環境省のCNF活用製品の性能評価事業の委託契約候補者として採択

 第一工業製薬<4461>が4連騰し、一時、前日比28円(7.6%)高の395円まで買われる場面があった。環境省が17日発表した「平成27年度セルロースナノファイバー活用製品の性能評価事業委託業務に係る公募の採択結果」で、委託契約候補者として採択された4事業者の一つとして同社も採択されており、これを好材料視した買いが入っている。
 同社では、公募に対して「自動車用バッテリーについて、従来の鉛二次電池の代替となる軽量かつ小型のCNF活用リチウムイオン二次電池を製造するとともに、CNF活用リチウムイオン二次電池の性能評価を行う。また、CNFを活用したバッテリーの軽量化に伴う燃費向上効果やCO2削減効果の検証を行う」ことを提案。これにより、トクラス(静岡県浜松市)、トヨタ車体(愛知県刈谷市)、九州大学大学院農学研究院(福岡市東区)などとともに、委託契約候補者として採択された。

一工薬の株価は13時12分現在379円(△12円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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