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【経済】中国:主要70都市の8月新築住宅相場、値上がり31→35都市に増加


中国の不動産市況が回復傾向を維持している。主要70都市のうち、8月に前月比で新築住宅価格(中低所得層向けの「保障性住宅」を含む)が上昇した都市は35都市と、前月の31都市から4都市増加した。一方、下落した都市は25都市で、前月の29都市から4都市減少。横ばいは10都市だった。国家統計局が18日に報告した。
値上がり35都市のうち、深セン市(広東省)が5.1%と引き続き全国最大の上昇率を記録。これに上海市の1.3%、北京市の1.1%、広州市(広東省)と南京市(江蘇省)の0.9%が続く。一方、値下がり25都市のうち、丹東市(遼寧省)、牡丹江市(黒竜江省)、済寧市(山東省)、襄陽市(湖北省)が0.5%と最大の下落率を示した。以下、昆明市(雲南省)、湛江市(広東省)がともに0.4%下げている。横ばいは大連市(遼寧省)、青島市(山東省)、合肥市(安徽省)など。
前年同月比で見ても、市況の回復傾向は鮮明だ。統計局の専門家によると、新築住宅の平均価格は8月に前年同月比で1.7%上昇。2014年9月以降で初めてプラスに転じた(7月は0.4%安)。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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