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【市況】【市場反応】米8月住宅着工件数/Q2経常収支/週次新規失業保険申請件数


外為市場では米住宅や雇用関連指標のまちまちの結果を受けてドルは小動きにとどまった。ドル・円は120円85-90銭、ユーロ・ドルは1.1325-30ドルでそれぞれもみ合った。

米商務省が発表した8月住宅着工件数は前月比3%減の112.6万戸と、市場予想の116万戸を下回り5月来の低水準となった。一方、住宅着工件数の先行指標となる8月住宅建設許可件数は前月比3.5%増の117万戸と、市場予想の115.9万戸を上回り、今後、住宅着工件数が改善する可能性を示唆。

4-6月期経常収支は1097億ドルの赤字と赤字幅は1-3月期の1183億ドルから縮小し、市場予想の1115億ドルを下回った。

同時刻に米労働省が発表した前週分新規失業保険申請件数は26.4万件と、前週から予想外に1.1万件減少。1973年11月以来で最小となった7月以来の最小を記録した。

【経済指標】
・米・8月住宅着工件数:112.6万戸(予想:116万戸、7月:116.1万戸←120.6万戸)
・米・8月住宅建設許可件数:117万戸(予想:115.9万戸、7月:113万戸)
・米・4-6月期経常収支:-1097億ドル(予想:-1115億ドル、1-3月期:-1183億ドル←-1133億ドル)
・米・前週分新規失業保険申請件数:26.4万件(予想:27.5万件、前回:27.5万件)

《KK》

 提供:フィスコ

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