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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMC結果が相場左右

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に左右されることになる。予想レンジは1ドル=120円20~122円00銭。この日は、日経平均株価が大幅高となったことを受け、ドル買い・円売りが優勢となり、夕方の欧州時間に入り120円90銭台まで、ドル高・円安が進んだ。今晩発表されるFOMCの結果は、利上げ見送り観測が優勢となっているが、市場には「依然、利上げの可能性は捨てきれない」(アナリスト)との見方は少なくない。もし、利上げが実施された場合、株式市場などで波乱も起こり得るが、基本的にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で今後の金融政策の方向性をどう打ち出し、市場の不安を取り除くことができるかが焦点となりそうだ。利上げ見送りの場合、一段のドル高・円安が進みそうだが、年内実施を意識し、上値では売りに押される場面も予想される。





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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