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【市況】17日の中国本土市場概況:上海総合指数は2.1%安で反落、金融株の下げ目立つ


 17日の本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比66.20ポイント(2.10%)安の3086.06ポイントと反落した。上海A株指数は69.35ポイント(2.10%)安の3232.80ポイント。外貨建てB株相場も下落する。上海B株指数が6.47ポイント(2.12%)安の298.70ポイント、深センB株指数が16.76ポイント(1.60%)安の1029.86ポイントで引けた。


昨日の上昇が急ピッチだったため、いったん売りに押される流れ。当局が景気テコ入れ策を相次いで打ち出していることなどを支えに、小高く推移する局面がみられたものの、引けにかけて売りが改めて優勢となっている。「厳重な規律違反」の疑いで、中国証券監督管理委員会の張育軍・主席助理(主席補佐)が調査を受けていることも、マーケットの先行き不安につながった。


金融株が下げを主導する。中信証券(600030/SH)が4.2%安、中国人寿保険(601628/SH)が3.6%安、交通銀行(601328/SH)が2.5%安で引けた。不動産株や自動車株、発電株、消費関連株、バイオ関連株などもさえない。

【亜州IR】

《MT》

 提供:フィスコ

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