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【材料】ミネベアは中長期買い場示唆、24カ月移動平均線で下げ止まる

 ミネベア<6479>が商いを伴い大幅続伸。同社が手掛けるスマートフォン向けLEDバックライトが、中国向け低迷で急減速するとの懸念が8月以降の急落の背景となっていたが、市場では行き過ぎに売られたとの見方が強い。LEDバックライトの下振れは大手顧客向け生産立ち上げの後ずれによる部分も多く、下期以降キャッチアップすることが予想されるほか、北米自動車向けにボールベアリングや計測機器が好調で通期会社側計画は上方修正の余地が指摘されている。同社はミニチュアベアリングで世界シェア6割、ピボットアッセンブリーでは同7割以上のシェアを有しているとされ、機関投資家にとって深押しは垂涎の拾い場となる。今月15日に1319円の年初来安値をつけたが、1300円台は長期トレンドでみてもちょうど24カ月移動平均線上に位置しており、足の長い法人系資金については押し目買いのメドとなり、下値抵抗力が発揮されやすい。

ミネベアの株価は10時54分現在1413円(△65円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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