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2015年09月16日15時38分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日立、TOTO、東芝、カシオ

■日立製作所 <6501>  644.9円  +20.6 円 (+3.3%)  本日終値
 東海東京調査センターでは、16~17日のFOMCを前にした米利上げへの警戒から、「投資家の様子見姿勢は続くものの、来週以降、重要イベントの通過で不透明感がやや後退する」と指摘。日本株は戻りを試すことが期待できるとみて、「相場全体に連れ安して割安感が高まった日立製作所<6501>を代表とする主力株、堅調な業績が見込まれる内需関連株などの押し目買いスタンス」を提案。個別では、業績好調な内需関連の西松建設<1820>、中期的な成長性が評価される東レ<3402>を、次週のウィークリー銘柄として紹介している。

■TOTO <5332>  1,752円  +51 円 (+3.0%)  本日終値
 TOTO<5332>が反発。クレディ・スイス証券では、「短期的には株価は上昇局面にある」とみているものの、中国の住宅市場に対する懸念や、2017年以降の国内新築住宅市場の低迷懸念が株価バリュエーションの下落要因になると指摘。16年3月期の第2四半期業績は会社計画から上振れ、決算発表とともに通期会社計画は上方修正されると予想し、16年3月期営業利益予想を436億円から473億円(会社計画は428億)に引き上げた。レーティングは「ニュートラル」を継続、目標株価は2000円から1900円に引き下げている。

■東芝 <6502>  316.8円  +7.8 円 (+2.5%)  本日終値
 東芝が<6502>が反発。JPモルガン証券は同社の決算を受けて、16年3月期営業利益予想を3300億円から2700億円に、目標株価を450円から370円に引き下げ。「仮に今後予定されている事業構造改革プランにおいて赤字事業の撤退、特にパソコンやTVの撤退が行われない様であれば、中期業績予想とバリュエーション予想を見直せざるを得ない」と解説。レーティングは「ニュートラル」を継続している。

■カシオ計算機 <6952>  2,249円  +55 円 (+2.5%)  本日終値
 カシオ計算機<6952>が3日ぶりに大幅反発。きょうは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がカシオの目標株価を引き上げたことが確認されている。 同証券はカシオに対するレーティング「オーバーウエイト」を継続し、業績予想を上方修正して目標株価は2450円から3100円へ引き上げられた。連続最高益更新による株価上昇シナリオは変更なしとしたうえで、時計事業の安定成長や不採算事業のシステム事業の16年3月期の黒字化が業績拡大の背景と解説している。このほか、「株主還元に対する姿勢も積極的で株価にとってポジティブな影響を与えよう」ともしている。

■大豊工業 <6470>  1,336円  +31 円 (+2.4%)  本日終値
 大豊工業<6470>が5日ぶり反発。株価は中国景気減速のリスクを織り込み8月下旬から大きく下値模索の動きにあったが、目先は1300円近辺での底値もみ合いで売り物がこなれている。トヨタ系の軸受けメーカーでエンジン系部品に強みを持つ。16年3月期営業利益は前期比53%増の71億5000万円予想と高変化を見込むが、自動車部品の値下げ圧力に加え、中国向けの需要減速懸念が株価を押し下げていた。PBRが0.6倍台と割安顕著、配当利回りは2.7%と高い。9月中間期に18円の配当を実施することから駆け込みで配当権利取りを狙う買いも誘導する。

■アミューズ <4301>  5,290円  +110 円 (+2.1%)  本日終値
 アミューズ<4301>が続伸、年初来高値を更新。同社は15日の取引終了後、ROOL PARTNERS(東京都港区)と合弁会社を設立することを発表、これを好感する動き。ROOL PARTNERSは、アパレル生産に関する豊富なノウハウやネットワークを保有する。新たに設立する合弁会社「希船工房(キフネコウボウ)」はこれらの強みを活用することにより、ここ数年来、販売が好調であるアーティストグッズ制作などの更なる効率化、高付加価値商品の開発を行っていく。出資比率はアミューズが60%、ROOL PARTNERSが40%の予定。

■ミネベア <6479>  1,348円  +27 円 (+2.0%)  本日終値
 ミネベア<6479>の1300円前後の押し目形成は絶好の買い場。中国経済の減速リスクを背景に大幅な調整を強いられているが過剰反応とみられる。株券調達などによる売り仕掛けが想定され、オーバーシュートした分は早晩リバウンド妙味につながる。同社が手掛けるスマートフォン向けLEDバックライトが、中国向け低迷で急減速するとの懸念が売りの背景にある。しかし、LEDバックライトの下振れは大手顧客向け生産立ち上げの後ずれなどを考慮すれば、下期に帳尻が合ってくる。一方、北米自動車向けに好調な計測機器やボールベアリングは好調を維持、16年3月期営業利益675億円は再増額の公算も指摘されている。

■トヨタ自動車 <7203>  7,297円  +136 円 (+1.9%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が大商いのなか続伸。前日の欧米株高に加えて、外国為替市場でドル高・円安に傾いていることで買い戻しに拍車がかかっている。15日に開幕したフランクフルト国際モーターショーで小型SUVの試作車を発表したことに加え、米国では同社の米子会社が「エアロカー用の積み重ね可能な翼」のデザインを特許出願したことが話題となっており、「空飛ぶクルマ」への夢が株価の刺激材料となっている。

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