【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … アークランド、ウインテスト、銚子丸　(9月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月14日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ウインテスト <6721>
　15年7月期の最終損益(非連結)は2億0100万円の赤字(前の期は2億1400万円の赤字)に赤字幅が縮小し、16年7月期は1400万円の黒字に浮上する見通しとなった。

★No.2　サッポロドラ <2786>
　16年2月期の連結経常利益を従来予想の6.8億円→10億円(前期は6.6億円)に47.1％上方修正し、増益率が2.3％増→50.4％増に拡大する見通しとなった。

★No.4　銚子丸 <3075>
　16年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.5％増の3.5億円に拡大し、6-11月期(上期)計画の4.4億円に対する進捗率は78.3％に達し、5年平均の68.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6721> ウインテスト 　東２　　 +8.17 　　9/15　本決算　　　　黒転
<2786> サッポロドラ 　東１　　 +4.44 　　9/15　　上期　　　　7.98
<9842> アークランド 　東１　　 +2.49 　　9/15　　上期　　　 -3.30
<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +2.03 　　9/15　　　1Q　　　 30.48

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース