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【通貨】今日の為替市場ポイント:ドル・円は120円台で推移か、欧米株高を意識してドル下げ渋りも


15日のドル・円相場は、東京市場では120円65銭から119円55銭で軟調推移。欧米市場でドルは一時119円40銭まで売られたが、120円49銭まで戻しており、120円41銭で取引を終えた。

本日16日のドル・円は120円台で推移か。米9月利上げ観測は後退したが、欧米株高を意識してドルは120円近辺で下げ渋る見込み。

今日、明日開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利の引き上げが決定される公算は小さいとの見方が広がっている。今回のFOMC会合で利上げを見送った場合、FOMCの声明でその理由が述べられるはずである。市場関係者の間では9月に利上げが実施されなかった場合、年内の利上げはないとの見方が浮上している。

今回のFOMC会合で利上げが決定されても、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による合理的な説明があれば、市場参加者は納得できると思われる。利上げの有無に対する市場参加者の関心は高いが、イエレンFRB議長の会見内容は米金融政策の今後の動向を占ううえで重要な手掛かり材料になるかもしれない。

《SY》

 提供:フィスコ

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