市場ニュース

戻る
 

【材料】旭硝子---5期ぶりの増益へ、事業構造改革の効果を発現


旭硝子<5201>は建築用ガラス、自動車用ガラスで世界トップ級。液晶用ガラスは世界第2位。100年以上にわたる事業活動を通じて蓄積したガラス、化学、セラミックスという多様な領域における技術やノウハウに加え、建材や自動車、エレクトロニクスなど幅広い産業界にグローバルなアクセスチャネルに強み。

2015年12月期は売上高で前期比0.5%増の1兆3,550億円、営業利益で同12.7%増の700億円と5期ぶりの増益に転じる見通し。第2四半期までの業績はディスプレイ事業の売上高減少の影響を受けたものの、円安の影響から売上高が前年同期並みを維持。事業構造改革の効果、原燃材料安の影響等から営業利益が増益を達成している。2017年12月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で1兆6,000億円以上、営業利益で1,000億円以上、ROEで5%以上(2014年12月期は1.4%)が目標。

なお、PBRは0.77倍と1倍を下回り、配当利回りは2.44%と相対的に高水準。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均