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【通貨】NY為替:ドル・円は120円41銭、潜在的な米利上げの可能性を織り込むドル買い


15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円57銭から120円49銭へ上昇して120円41銭で引けた。米国の8月小売売上高、9月NY連銀製造業景気指数、8月鉱工業生産が軒並み予想を下振れたため、いったんドルが弱含んだ。その後、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、潜在的な利上げの可能性を織り込む短期債の利回り上昇に伴い、ドル買いが強まった。


ユーロ・ドルは、1.1329ドルから1.1259ドルまで下落して1.1270ドルで引けた。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が量的緩和(QE)の拡大に言及したため、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、株高に連れたリスク選好の円売りに、135円23銭から135円89銭へ上昇後、量的緩和(QE)拡大観測を受けたユーロ売りに伸び悩んだ。


ポンド・ドルは、1.5415ドルから1.5330ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9681フランから0.9764フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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