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【通貨】外為サマリー:1ドル119円80銭台へ円高進行、日銀の現状維持で円買い膨らむ

 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=119円83銭前後と前日午後5時時点に比べ32銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=135円67銭前後と同55銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は119円80銭台と3日続落。日銀は午後0時7分に金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定したことを発表。これを受け、円買いが膨らみ120円台を割り込み午後3時にかけ119円80銭台まで円高が進行した。投機的な動きを背景としたものだが、120円の抵抗線を割り込んだことから、一段のドル安・円高もあり得る状況となっている。
 黒田日銀総裁の記者会見に対する市場の反応に加え、今晩は米8月小売売上高などの発表がある。市場では前月比0.3%増が予想されているが、その内容次第で相場が動く可能性がある。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1321ドル前後と前日に比べ 0.0015ドルのユーロ安・ドル高で推移している。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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