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2015年09月15日15時39分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):長谷工、ファストリ、電通、関電工

■長谷工コーポレーション <1808>  1,360円  +26 円 (+2.0%)  本日終値
 SMBC日興証券が14日付で長谷工 <1808> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を1450円→1550円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、受注単価上昇や工事の大型化および平準化、原価低減努力により、完成工事総利益率は想定を上回るペースで上昇していると指摘。17年3月期は営業利益が700億円と、07年3月期の645億円を上回り過去最高を更新すると予想している。

■日本新薬 <4516>  4,465円  +80 円 (+1.8%)  本日終値
 日本新薬<4516>は一段の上昇が期待できる。全体相場は不透明要因が強いが、外部要因に左右されにくい薬品株は活躍の好機だ。注目材料は肺動脈性高血圧症(PAH)治療剤「Uptravi(一般名:セレキシパグ、NS-304)」の展開。同薬は同社が創製しスイスのアクテリオン社に導出されている。ピーク時の売上高は日本を含む世界で約2000億円とも予想されている。直近の欧州の学会ガイドラインで単材療法での推奨が得られ、一段の大型化期待がある。また、米食品医薬品局(FDA)の審査終了は今年末の予定。欧州では来春までに承認されるとの観測もあり、今後状況は前進する可能性が出ている。

■ファーストリテイリング <9983>  47,150円  +785 円 (+1.7%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が反発。同社は14日、機能性素材「ヒートテック」を使った商品コレクションを今秋に過去最多となる320種で展開することを発表しており、これが買いの手掛かり材料となっている。もっとも、同社株は日経平均寄与度の高い値がさ株代表として先物主導の裁定売買の影響が反映されやすく、8月下旬以降のハイボラティリティ相場では、個別のファンダメンタルズから離れて日経平均と軌道をあわせた上下動を繰り返した。目先はメジャーSQ通過で売買高が減少傾向にあり、値動きも材料に反応しやすくなる可能性がある。

■ホットランド <3196>  3,440円  +55 円 (+1.6%)  本日終値
 14日、ホットランド <3196> [東証M]が30日付で東証1部への市場変更が確定したと発表したことが買い材料。東証は4日、同社株を東証1部または2部に市場変更すると発表していたが、変更先の市場は確定していなかった。発表を受けて、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■電通 <4324>  6,280円  +90 円 (+1.5%)  本日終値
 電通<4324>が堅調に推移している。同社はきょう、コーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ」を通じて、スマートデバイスのクラウド連動を推進する米ネクストビット社に出資したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。ネクストビット社は、ユーザーが意識することなく音楽や動画、アプリ、写真などを大容量クラウドストレージに同期できるクラウドファースト・スマートフォン「Robin」を開発している企業。同社グループは「Robin」の普及とともに、ネクストビット社の新しいビジネス開発を支援していく。

■関電工 <1942>  783円  +9 円 (+1.2%)  本日終値
 関電工<1942>が反発。SMBC日興証券では、「ゼネコンを中心とした価格競争の緩和による利益率向上の恩恵を享受し、業績回復は続く」と指摘。低ROEの解消策として、「筆頭株主の東京電力<9501>からの買い取りを含めた自己株式取得に期待したい」として、16年3月期は5期ぶりに営業利益100億円を超過すると予想。レーティングは「3」を継続も、目標株価を650円から790円に引き上げている。

■太平洋工業 <7250>  1,195円  +12 円 (+1.0%)  本日終値
 太平洋工業<7250>が続伸。独立系調査機関のTIWでは、「今期踊り場入りを会社は見込むものの、上期、通期ともに利益は会社予想を上回り、通期営業過去最高益が見込める」と指摘。また、高シェア・高採算のバルブ製品をベースに、「アジア地域でのプレス・樹脂製品拡販やタイヤ空気圧監視システム製品市場拡大を追い風に成長余地は大きい」との見方で、指標面で割安感が強いと解説レーティング「1」を継続。目標株価をPBR1倍の1400円程度に設定している。

■アズビル <6845>  3,080円  +25 円 (+0.8%)  本日終値
 アズビル<6845>の再評価余地は大きい。 制御・自動化機器の大手。12年4月に社名を「山武」から「アズビル」に社名変更。オフィスビルや商業施設の空調制御などを手掛けるビルディングオートメーション(BA)事業が収益の主力で高い国内シェアを誇っている。BA事業は、東京オリンピックに向けた首都再開発絡みの案件もあり需要は好調。16年3月期の連結営業利益は前期比22%増の187億円が予想されているが、市場には190億円前後へ増額期待がある。17年3月期は今期推定比16%増の220億円前後と連続2ケタ増益も期待できる。

株探ニュース

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