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【市況】15日の株式相場見通し=買い手控え続き軟調、日銀決定会合を注視

 15日の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合の内容を注視しながらの神経質な推移となりそうだ。今回の金融政策決定会合で追加緩和が発表される可能性は少なく、多くの市場参加者は「現状維持」を予想しており、結果発表後も市場に与える影響は限定的となりそうだ。
 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比62.13ドル安の1万6370.96ドルと3日ぶりに反落した。16日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を前にして、買い手控えムードが広がっている。中国経済減速への警戒感や原油価格の軟調推移も売り材料となった。ナスダック総合株価指数は、前日比16.578ポイント安の4805.763と反落。
 15日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=120円30銭台での推移となっている。
 日程面では、コンピューターネットワークスシステムにの性能監視ソフトウェアの企画・開発などを手掛けるアイビーシー<3920>が東証マザーズに新規上場する。このほか、黒田日銀総裁会見、7月特定サービス産業動態統計確報に注目。海外では、米8月の小売売上高、米8月の鉱工業生産・設備稼働率が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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