【通貨】NY為替:ドル・円は120円22銭、中国の低調な経済指標&原油安で警戒感
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円40銭から119円85銭へ下落して120円22銭で引けた。低調な中国の経済指標、原油安で世界経済への懸念が広がったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感に、リスク回避の円買い、債券利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1285ドルまで下落後、1.1325ドルまで上昇し1.1316ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの売りに下落したが、予想を上振れて3か月ぶりのプラスに改善したユーロ圏の7月鉱工業生産を好感したユーロ買いに、底堅い展開となった。ユーロ・円は、136円33銭から135円51銭へ下落した。株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.5373ドルまで下落後、1.5434ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9720フランから0.9673フランへ下落した。
《KK》
提供:フィスコ