【注目】★本日の【イチオシ決算】 アスクル、ＢＥＥＮＯＳ、ライフコーポ (9月14日)

１）本日（9月14日）引け後に発表された決算・業績修正

● イチオシ決算

【アスクル <2678> 】　★6-8月期(1Q)経常は7.2倍増益で着地
　◆16年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比7.2倍の29億円に急拡大して着地。法人向け通販で生活用品などが好調だったうえ、個人向け通販「ロハコ」の売上も大きく伸びた。値上げ効果や原価低減、固定費の削減も大幅増益に貢献した。
　　上期計画の36億円に対する進捗率は80.8％に達しており、業績上振れが期待される。

● サプライズな決算発表・業績修正

　ＢＥＥＮＯＳ <3328> [東証Ｍ]　　★今期最高益予想を35％上乗せ、初配当13円を実施
　◆15年9月期の連結経常損益を従来予想の7.7億円の黒字→10.4億円の黒字(前期は3.6億円の赤字)に35.1％上方修正し、11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。バリューサイクル部門とクロスボーダー部門への効率的な先行投資が奏功し、Eコマース事業の採算が改善する。
　　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は13円(前期は無配)実施する方針とした。04年7月に上場して以来、初の配当となる。

　正栄食 <8079> [東証２]　　★今期最高益予想を31％増益に9％上乗せ、配当も1円増額
　◆15年10月期の連結経常利益を従来予想の33億円→36億円に9.1％上方修正。増益率が20.4％増→31.3％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。国内で輸入乳製品やドライフルーツ類の販売が伸び、売上が計画を上回ることが寄与。米国クルミ事業の採算改善も上振れに貢献した。
　　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の17円→18円(前期は17円)に増額修正した。
　　予想PERが8.4倍→7.9倍に低下し、割安感がさらに強まった。

　ライフコーポ <8194> 　　★今期経常を一転9％増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ
　◆16年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の110億円→120億円に9.1％上方修正。従来の0.1％減益予想から一転して9.0％増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新規出店や既存店改装に加え、販促効果で総菜の販売も伸び、売上が計画を上回ることが寄与。販管費の適正化などによる採算改善も上振れに貢献する。

２）9月15日の決算発表銘柄（予定）　★は注目決算
　■引け後発表（予定）
　　◆本決算：
　　　 <6721> ウインテスト [東２]
　　◆第1四半期決算：
　　　 <3075> 銚子丸 [ＪＱ]
　　◆第2四半期決算：
　　　 <9842> アークランド
　　合計3社


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