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【市況】<株式トピックス>=外国人投資家の手控えで売買代金大幅減少

 週明け14日の東京株式市場は買い優勢で高く始まったものの買いが続かず、後場に入り全般は一段安に売り込まれ、日経平均株価終値は前週末比298円52銭安の1万7965円70銭と3日続落した。
 これは、中国国家統計局が13日に発表した主要経済指標の内容が低調となったのを受けて、14日の上海総合指数が大幅安となったことを嫌気したもの。
 ただ、きょうの市場で、日経平均株価の300円近い下落よりも、市場参加者にインパクトを与えたのは、東証1部の売買代金が2兆554億円と、8月18日以来約1カ月ぶりの低水準に落ち込んで、2兆円すれすれまで大きく後退したことだ。
 売買代金が大きく減少している背景には、外国人投資家の見送り姿勢が大きく作用しているようだ。今週は、利上げ開始の有無が焦点として取りざたされるなか、現地16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が経過するまでは、多くの外国人投資家は買い手控え姿勢をとならざるを得ない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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