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【経済】中国GDP成長予想を下方修正、15年下期~16年は7%割れ=CICC


中国国際金融(CICC)は最新リポートで、中国の15年7~9月期、10~12月期の国内総生産(GDP)成長率が7%以下に減速するとの見通しを示した。従来予想の7.0%、7.2%からそれぞれ6.5%、6.6%に、0.5ポイント、0.6ポイントずつ下方修正している。16年通年の予想成長率も7.5→6.6%に0.9ポイント引き下げた。
7、8月の経済指標が下振れたため。4~6月期に回復に向かった中国経済だが、その勢いは再び弱まっていると指摘した。なかでも輸出の伸びが大きく鈍化した点に懸念を示している。
一方、中国政府が進める構造改革は、長期的な成長潜在力を高める要因として期待できると分析。ただ、その進展度合いはCICCが予測していたよりも遅いと指摘した。
景気の減速感が再び強まるなか、中国人民銀行(中央銀行)は年内に追加緩和に踏み切ると予想。利下げ1回、預金準備率引き下げ2回を実施する見込みとした。
中国政府は15年の成長目標を「7.0%前後」に設定している。実績は1~3月期、4~6月期ともに7.0%だった。


【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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