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【材料】武田薬が反発、米ベンチャー企業との炎症薬共同開発発表を材料視

 武田薬品工業<4502>が3日ぶり反発。同社は11日、米国バージニア州に本拠を構える医薬ベンチャーのジェンシア社と血液疾患や炎症性疾患などに使う治療薬の研究開発を共同で進める契約を締結したことを発表。これを材料視する買いを誘っている。ジェンシア社は独自のミトコンドリア標的技術と、ヒトの健康・エイジング・疾患におけるミトコンドリアの役割に関する新規の知見を有し、治療薬の創薬・開発を目指すベンチャー企業。また、12日には糖尿病治療薬「アクトス」を巡る米国での製造物責任訴訟で、原告側との和解が成立する見通しとなったことも開示しており、これも株価にポジティブに作用している。

武田薬の株価は9時16分現在5790円(△46円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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