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【市況】NY原油先物週間見通し:もみあいか、減産見通しも供給過剰感は払しょくできず


■NY原油先物
安値:43.36ドル
高値:46.41ドル
終値:44.63ドル
前週末比(騰落率):-3.08%

■大幅安、世界の株安局面で供給過剰などマイナス要因を意識

大幅安。欧米やアジアの株価に振らされる展開で、株価の下落を背景に売られた。また、原油の世界的な供給過剰などマイナス要因も加わり売りが一段と強まる場面もあった。さらに、石油輸出国機構(OPEC)が生産量を変更しない姿勢を示したことも押し下げ要因となった。


■もみあいか、減産見通しも供給過剰感は払しょくできず

想定レンジ:43.00~47.00ドル

もみあいか。米国など石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の原油生産が今後大幅に減少するとの見方が広がっており、買いが入りやすい見通し。ただ、欧米の大手金融機関が今後の原油価格の見通しを1バレル=20ドル付近に引き下げたことが意識されれば売りにつながる可能性もあろう。

《TN》

 提供:フィスコ

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