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2015年09月11日19時55分

【市況】<株式トピックス>=FOMC通過で株価上昇はあるのか

 11日の東京株式市場は前日の地合い悪を引き継いで売り先行で始まったものの、その後は下げ渋り前日比プラスで推移する時間帯も長かった。ただ、日経平均株価は、前日比35円40銭安の1万8264円22銭と小幅ながら続落。
 市場の関心事はなんといっても、現地16~17日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の動向だ。イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長が利上げをスタートさせるかどうかが焦点となる。
 米雇用関連指標の堅調などからは、利上げに向けた準備は整っているとの見方がある。その一方で、中国経済の先行き懸念や原油安といったマイナス面の外部環境を考慮すれば、利上げをひとまず先送りするとの観測もあり、現状ではこれが有力視されている。また、日銀の金融政策決定会合は「現状維持」が有力視されているが、黒田東彦総裁の会見に注目が集まる。ただ、市場関係者のあいだでは、株価水準が大きく下落したこともあり、“金融緩和”を期待する声も多い。
 中堅証券の投資情報部では「今回のFOMCで米利上げが先送りされれば、一応好感して米株価が上昇することが想定される、これに連動して日本株が買われる可能性も十分ある。ただ、外国為替市場で円高・ドル安が進行するようなことになれば、日本株上昇のインパクトはやや薄らいでしまいかねない」としている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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