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【材料】日立が続落、目標株価引き下げ相次ぐ

 日立製作所<6501>が続落。売り気配で始まり、前日比12.7円安の622円で寄り付くと、一時、年初来安値の621円に迫る621.3円まで下落。その後も軟調推移となっている。
 国内大手証券では、鉄道などをはじめとした社会インフラ分野への注力や円安効果、抜本的コスト削減、IoT分野の拡大などを背景に、「16年3月期も国内のテクノロジー業界で最高の収益水準を維持する公算が大きく、依然として産エレ分野における優位性が高い」と指摘。「上期会社計画は保守的」との見方から営業利益は400億円の上振れを想定して、目標株価を1180円から1090円に引き下げるものの、レーティングは「1」を継続した。
 また、米系有力証券でも、レーティング「買い」を継続、目標株価を870円から820円に引き下げている。
《MK》

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