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【市況】10時時点の日経平均は前日比82円安、寄付きでSQ算出とは異なる主力銘柄バスケット売りを観測


10時時点の日経平均は前日比82.41円安の18217.21円で推移している。寄付きのSQ値(概算18119.49円)算出に絡んだ商いが約40万株の買い越しと観測されたものの、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、メガバンクなど主力株を中心としたバスケット売りが入り指数を押し下げる格好となった。ただ、瞬間的な売りに留まったことで日経平均は9時20分に18350.55円まで上げる場面が見られた。

規模別株価指数では小型株のみプラス圏で推移している。業種別では、輸送用機器、海運、石油・石炭、保険、繊維が弱い一方、不動産、その他金融、建設、小売、証券がしっかり。売買代金上位銘柄では、ファーストリテ、トヨタ自、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、KDDI<9433>がマイナス。一方、みずほ<8411>などメガバンク、東京電力<9501>がプラス圏で推移している。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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