市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=前日の反動で一時1万8000円割れ

 10日前引けの日経平均株価は前日比535円安の1万8234円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は11億6038万株、売買代金概算は1兆1884億7000万円。値上がり銘柄数は311、対して値下がり銘柄数は1524、変わらずは60銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場ではNYダウが急反落しており、この流れが波及した。前日に日経平均株価は1343円高と21年ぶりの記録的な上げ幅をみせており、その反動できょうは一時800円を超える下げで1万8000円大台を割り込む場面があった。中国・上海株式市場が安く始まっていることも不安心理を助長しているが、為替が120円台前半で足もとはやや円安含みに推移していることもあって前場後半は押し目買いが入り下げ渋っている。
 個別ではコナミ<9766>が大幅安となったほか、キッコーマン<2801>、国際帝石<1605>も下げた。ピジョン<7956>、コーセー<4922>、オークマ<6103>なども安い。半面、SKジャパン<7608>が一時ストップ高に買われ、日金属<5491>、ディップ<2379>も大幅高、日新電機<6641>、大阪チタ<5726>なども上昇した。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均