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【材料】ミライアルが大幅反落、300ミリシリコンウェハ出荷容器FOSBのリユース増加で新品の出荷数が減少

 ミライアル<4238>が大幅反落。売り気配で始まり前日比90円安の1053円でスタート。下げ幅は縮小しているものの、依然としてマイナス圏で推移している。
 同社は9日引け後、2016年1月期の中間決算を発表。連結売上高は前年同期比7.8%減の44億2500万円に、営業利益は同19.8%減の4億3100万円となった。
 会社側では、プラスチック成形事業の主力製品である300ミリシリコンウェハ出荷容器FOSBのリユース増加により新品の出荷数が減少したとしている。また、成形機と金型は、第3四半期以降への受注のずれ込みなどにより前年同期比で減収になったとしている。
 なお同社は今回、通期の業績見通しを開示した。中間期地点での通期見通しに対する営業利益進捗率は57.4%となったものの、市場では減収減益が嫌気されたようだ。
《MK》

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