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【材料】<前場の注目銘柄>=栗田工、超純水供給の商機久々拡大

 栗田工業<6370>が底打ちから反騰機運を強めそうだ。

 高採算の超純水供給事業に関して、リーマン・ショック以降、初めて旺盛な需要が見えてきたことに注目したい。国内で液晶やパワー半導体、NANDフラッシュメモリなどの設備投資が多数計画されていることから、商機が拡大している。昨年12月には韓国SKハイニックス社から初受注を獲得。今後も受注獲得が期待できそうだ。

 7月31日に発表された第1四半期営業利益は35億6900万円(前年同期比18%増)で「計画を上回る進捗」(会社側)。特に電子産業向け装置で収益が改善しており、16年3月期の同195億円(前期比0.3%増)にも上振れ期待が働く。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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