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【市況】日経平均は351円安でスタート、幅広い銘柄に売りが先行し下げ幅は600円超に/寄り付き概況


日経平均 : 18418.64 (-351.87)
TOPIX  : 1478.54 (-28.83)

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅に下落して始まり、下落幅は600円を超えてきている。9日の米国市場では、アジアや欧州市場の上昇を受けて買いが先行したが、16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げに対する警戒から下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比365円安の18215円だった。これにさや寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行する格好。もっとも、昨日の引けにかけての一段高についてはヘッジ対応によるところが大きく、想定内の反動安といった見方もされている。

 セクターでは33業種全てが下げており、鉱業、情報通信、保険、石油石炭、医薬品、倉庫運輸、食料品、小売、その他金融、輸送用機器などの弱さが目立つ。売買代金上位では、トヨタ<7203>、メガバンク3行、ファーストリテ<9983>、東電<9501>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、村田製<6981>など全般軟調。その中で、東証1部昇格が伝えられたガンホー<3765>が買い先行で始まっている。
《SY》

 提供:フィスコ

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