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【材料】日本梱包運輸倉庫---増収増益へ、自動車関係の貨物量増と新倉庫稼働が寄与


日本梱包運輸倉庫<9072>は物流サービスプロバイダー。国内から海外へはもちろん、海外から海外への輸送サービスも網羅し、ハイクオリティなフォワーダーを志向している。主力の自動車や住宅関連の運送事業を始め、倉庫事業、梱包事業などの事業をてがける。M&A等を通じた業容拡大及びグローバルな事業展開を推し進めることなどを目的に、10月1日には持ち株会社化。

2016年3月期は売上高で前期比5.8%増の1,800億円、営業利益で同2.6%増の156億円が見込まれている。運送事業における自動車関係の貨物量増加、倉庫事業における新倉庫稼働により保管量増加などが寄与する。第1四半期は売上高が前年同期比0.3%増の414.97億円、営業利益が同26.5%増の38.28億円と利益面で好調スタート。

2017年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で2,000億円、営業利益で160億円、ROE8%(2015年3月期8.1%)。

PBRは0.85倍と1倍を下回り、配当利回りは2.44%と相対的に高水準。2016年3月期1株あたり年間配当は前期比6.00円減の48.00円、配当性向は同0.1pt減の30.0%となっている。

《SF》

 提供:フィスコ

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