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【通貨】あす(10日)の為替相場見通し=120円後半の攻防焦点

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、120円台後半に乗せることができるかが、焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=119円90~121円00銭。前日のNYダウの急伸に続き、この日は日経平均株価が1300円強の上昇と大幅高となった。この東京株式市場の上昇を好感し、リスク回避姿勢が後退し、ドル買い・円売りが優勢となった。ただ、120円台後半では売りが膨らみ午後4時過ぎに120円70銭台まで上昇したところで頭を押さえられた。依然、来週16日と17日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの有無には意見が割れており、積極的なポジションを取りにくい状況が続いている。今晩は米国で目立った経済指標の発表はなく、NYダウの動向が注目される。あすは、国内では7月機械受注の発表がある。また、中国では8月消費者物価が公表される予定であり、依然中国動向が関心を集めそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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