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【材料】帝人、ジャムコなど航空機関連株が飛翔、政府支援で航空機関連に脚光

 帝人<3401>が前日比6%超の大幅高をみせたほか、ジャムコ<7408>は8%超の上昇、ナブテスコ<6268>も反発するなど航空機向け部材を手掛ける銘柄に買いが集まっている。安倍政権では製造業の空洞化を防止する基幹産業として政策的支援のもとで育成する方針を示しており、民間でも三菱航空機が初の国産ジェット機を開発生産し、今秋に試験飛行が迫っている。そうしたなか、帝人は航空機向け炭素繊維複合材(CFRP)を欧州エアバス向け中心に提供し需要期待が膨らんでいるほか、ジャムコは旅客機の化粧室と厨房で圧倒的な世界シェアを確保、特にボーイング787型機では独占的に供給している。また、車両向けシステムに強いナブテスコは、航空機向けでも飛行制御の「アクチュエーター」関連で高い実績を持ち、油圧部品でも実力が評価されている。

帝人の株価は14時53分現在374円(△24円)
ジャムコの株価は14時53分現在4235円(△305円)
ナブテスコの株価は14時53分現在2314円(△61円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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