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【通貨】外為サマリー:一時1ドル120円30銭台に上昇、日経平均の大幅高で買い優勢

 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=120円28銭前後と前日午後5時時点に比べ13銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=134円62銭前後と同30銭のユーロ高・円安で推移している。
 前日のニューヨークダウが390ドルの大幅高となったのに続き、この日の東京株式市場では日経平均株価が800円高と急騰。これを受け、リスク回避姿勢の後退からドル買い・円売りの動きが強まった。午前9時40分過ぎには120円32銭まで買われた。前日の欧州時間に上海株式市場の上昇と三井住友海上火災保険が英大手損保を買収するとの発表を受け、ドル買い・円売りが膨らんだ流れを引き継いでいる。ただ、この日の中国市場の動向を確かめたいとの姿勢が強いほか、米国の金融政策への不透明感もあり、120円30銭台を超える水準では売り優勢で頭を押さえられる格好となっている 
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1193ドル前後と前日に比べ 0.0015ドルのユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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