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【材料】ALBERT---案件規模が業界全体的に大型化


ALBERT<3906>は『分析力』をコアに企業のマーケティングを支援。データサイエンス領域の技術を駆使した独自ソリューションを開発している。コアコンピタンスである『分析力』は、アナリティクス領域における、「マーケティングリサーチ」「多変量解析」「データマイニング」「テキスト&画像解析」、エンジニアリング領域における、 「大規模データ処理」 「ソリューション開発」「プラットフォーム構築」「最適化モデリング」の8つのテクノロジーで支えられている。具体的にはデータ分析基盤「smarticA!DMP」のほかサイト訪問者個々のおすすめを表示する「Logreco」などを提供している。

2015年12月期は売上高で前期比14.8%増の10.54億円、経常利益で同12.2%増の1.80億円が見込まれている。上半期は売上高こそ計画を上回るペースで推移したが、利益が計画に対し未達。案件規模が業界全体的に大型化してきたことにより、受注までのリードタイ
ムが長期化し、当初想定していた DMP(Data Management Platform)システムを上期中に計上及び受注できなかったことが要因となっている。下半期については、上半期中に計上できなかったDMPシステム案件の受注・収益計上を目指す。また、人材の採用が順調に進んでいるため、今後受注する案件に対し自社人員をメインにアサインし、利益率の改善を図る方針。

《SF》

 提供:フィスコ

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