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【経済】鈴茂器工のCSR---寿司を日常的な食文化として定着させた同社ならではの取組み


鈴茂器工<6405>が CSR 活動を活発化させている。社会福祉法人善光会(以下、善光会)が首都圏最大規模の複合福祉施設「サンタフェガーデンヒルズ」で開催した「夏祭り サンタフェスタ 2015」において、寿司・のり巻きロボットの一種である「小型シャリ玉ロボットSSN-FLC/SSN-FRC」による無償の寿司提供コーナーを出展。高齢者を含めた参加者にふるまった。特別なときにしか食べることのできなかった寿司を日常的な食文化として定着された同社ならではの取組みと言える。

なお、同社は寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニーである。1955 年の創業以来、独自の食品機械の研究開発を進め、最中あん充填機の製造を開始したことに始まる。1981年には、世界初の寿司ロボットを開発。その後は米飯加工機器メーカーとして、寿司、おむすび、海苔巻き、いなりなどの各種ロボットを開発。中でも、寿司を1カンずつ個包装し、鮮度を長時間保持する包装寿司ロボットは注目を集め、最近では、ご飯を正確に計量して素早く盛付けるシャリ弁ロボットは、米飯ビジネスに欠かせない製品となっている。

《TN》

 提供:フィスコ

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