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【市況】8日の中国本土市場概況:上海総合は2.9%高で5日ぶり反発、一時2.2%安から戻す


8日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比90.03ポイント(2.92%)高の3170.45ポイントと5日ぶり反発する。上海A株指数は94.06ポイント(2.91%)高の3321.43ポイント。外貨建てB株相場は続伸する。上海B株指数が15.04ポイント(5.25%)高の301.34ポイント、深センB株指数が28.94ポイント(2.81%)高の1060.03ポイントで引けた。

引けにかけて買いの勢いが増す流れ。前日の軟調地合いを継いで、上海総合指数は安く推移していたものの、心理的節目の3000ポイントを意識しながらプラスに転じた(上海総合指数は一時、前日比2.24%安の3.00ポイントまで下落)。取引時間中に公表された8月貿易統計で輸入が予想以上に低迷したことが判明するなか、当局の景気刺激策に対する期待感も広がっている。政府系ファンドが買い支えた??との観測も流れた。

金融株が相場をけん引。中信銀行(601998/SH)が7.0%高、中国人寿保険(601628/SH)が3.8%高で引けた。不動産株や自動車株、発電やガスの公益株、消費関連株、空運株など幅広く物色されている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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