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【材料】リプロセルが疾患型iPS細胞由来の心筋細胞に関し慶応大学とライセンス契約を締結

 リプロセル<4978>がこの日の取引終了後、慶応義塾大学と疾患型(遺伝子性の心臓病「QT延長症候群」)iPS細胞由来の心筋細胞に関する独占ライセンス契約を締結したと発表した。
 QT延長症候群は、不整脈で突然死につながる可能性のある遺伝性の心臓病で、患者心電図のQTといわれる波形の部分が健康なヒトよりも長いという特徴から「QT延長症候群」と呼ばれてる疾患。今回のライセンス契約は、「QT延長症候群」患者由来のiPS細胞から、病態を再現した慶応大学の先端技術を活用して、リプロセルが今年度内の事業化を目指すというもの。リプロセルではこれまでに、ヒトiPS細胞由来の心筋細胞「ReproCardio2」を事業化していることから、同技術を取り入れることでさらなる差別化が可能になるほか、「QT延長症候群」の病態解明や新薬開発が大きく促進されるとしている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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