【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):積水ハウス、JT、ヒロセ電、テラ
■積水ハウス <1928> 1,639.5円 -45 円 (-2.7%) 本日終値
欧州大手証券の住宅セクターのリポートでは、「マクロ景気の見通しに不安がある状況では、業績に安定性がありインカムゲインを享受できる銘柄・産業が評価される」と指摘。税制、住宅購入の補助金、住宅ローン金利の下落から、「日本の住宅着工は回復局面にある」との見方で、「2016年には消費税率引き上げ前の駆け込み需要が発生する可能性がある」として、「業績の安定性は他の産業に対して相対的に高い」と解説。セクター判断「オーバーウエイト」を継続。個別では、第2四半期決算で通期計画の上方修正と増配が発表される可能性がある、積水ハウス<1928>を買い推奨している。
■JT <2914> 4,021.5円 -106.5 円 (-2.6%) 本日終値
JT<2914>が3日続落。欧州有力証券では、「為替で減益要因は増すが影響は限定的」と指摘。「為替減益要因が計画比90億円拡大する」としながらも、海外たばこの事業モメンタムは堅調に推移、数量減の縮小や値上効果の増加等により、「為替悪化要因の拡大を補いうることができる」と予想。配当予想を15年度が従来比11円高の125円、16年度は同4円高の132円に引き上げ、「配当利回りが下支えになる」と解説。レーティング「バイ」と目標株価5150円を継続している。
■ヒロセ電機 <6806> 12,790円 -190 円 (-1.5%) 本日終値
ヒロセ電機<6806>が反落。欧州大手証券では、「会社計画に対して、一般産機向けの売上高にダウンサイドがある印象」と指摘。「会社側は年間10%増収を見込むものの、未達ペースで推移しているため年間5%増」と予想。通期営業利益予想を355億円から310億円(会社計画は330億円)に、目標株価を16200円から13200円に引き下げ。レーティング「ニュートラル」は継続している。
■GMOペパボ <3633> 3,810円 +700 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値
7日、GMOペパボ <3633> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.50%にあたる4万株(金額で1億4800万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から30日まで。
■テラ <2191> 934円 +150 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
テラ<2191>がストップ高。7日の取引終了後に樹状細胞ワクチン療法の技術・ノウハウを提供していた福島県立医科大学の附属病院で、「WT1ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン療法」を胃がん、食道がん、肺がんを対象に先進医療として治療を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。福島県立医科大学では、14年11月から、同社の寄付によりがん免疫療法の研究を目的とした寄付講座「先端がん免疫治療学講座」を開設。また、同年12月には樹状細胞ワクチン療法の技術・ノウハウ提供の委託契約を締結していた。
■メガネスーパー <3318> 59円 +5 円 (+9.3%) 本日終値
7日、メガネスーパ <3318> [JQ] が決算を発表。16年4月期第1四半期(5-7月)の最終損益(非連結)は6400万円の黒字(前年同期は6億8700万円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。前期に不採算店舗55店を閉鎖したことにより、地代家賃や販管費などの固定費が大きく減少したことが寄与。「レンズの完全有料化」などの価格政策の見直しや、眼鏡フレームのPB製品の強化による採算改善も黒字浮上に貢献した。上期計画の6000万円を既に6.7%上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■システナ <2317> 1,061円 +61 円 (+6.1%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
7日、システナ <2317> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.81%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から12月31日まで。
■萩原工業 <7856> 1,831円 +105 円 (+6.1%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
萩原工業<7856>が急反発。同社は7日の取引終了後、15年10月期第3四半期累計(14年11月~15年7月)の連結決算を発表。売上高は165億4800万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は18億2800万円(同13.8%増)、純利益は11億5500万円(同15.1%増)と2ケタ増益となり、これを好感している。合成樹脂加工製品事業でラミクロスシート、コンクリート補強繊維が海外向けに堅調だった。通期業績は売上高230億円(前期比3.7%増)、営業利益25億円(同17.2%増)、純利益16億円(同12.3%増)の従来見通しを据え置いた。
●ストップ高銘柄
クレステック <7812> 1,343円 +300 円 (+28.8%) ストップ高 本日終値
EAJ <6063> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 本日終値
ソフトフロント <2321> 435円 +80 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値
ベステラ <1433> 7,230円 +1,000 円 (+16.1%) ストップ高 本日終値
アイ・ピー・エス <4335> 742円 +100 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
ネプロジャパン <9421> 1,972円 -500 円 (-20.2%) ストップ安 本日終値
オプトロム <7824> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
グローアジア <3587> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
など、4銘柄
株探ニュース
欧州大手証券の住宅セクターのリポートでは、「マクロ景気の見通しに不安がある状況では、業績に安定性がありインカムゲインを享受できる銘柄・産業が評価される」と指摘。税制、住宅購入の補助金、住宅ローン金利の下落から、「日本の住宅着工は回復局面にある」との見方で、「2016年には消費税率引き上げ前の駆け込み需要が発生する可能性がある」として、「業績の安定性は他の産業に対して相対的に高い」と解説。セクター判断「オーバーウエイト」を継続。個別では、第2四半期決算で通期計画の上方修正と増配が発表される可能性がある、積水ハウス<1928>を買い推奨している。
■JT <2914> 4,021.5円 -106.5 円 (-2.6%) 本日終値
JT<2914>が3日続落。欧州有力証券では、「為替で減益要因は増すが影響は限定的」と指摘。「為替減益要因が計画比90億円拡大する」としながらも、海外たばこの事業モメンタムは堅調に推移、数量減の縮小や値上効果の増加等により、「為替悪化要因の拡大を補いうることができる」と予想。配当予想を15年度が従来比11円高の125円、16年度は同4円高の132円に引き上げ、「配当利回りが下支えになる」と解説。レーティング「バイ」と目標株価5150円を継続している。
■ヒロセ電機 <6806> 12,790円 -190 円 (-1.5%) 本日終値
ヒロセ電機<6806>が反落。欧州大手証券では、「会社計画に対して、一般産機向けの売上高にダウンサイドがある印象」と指摘。「会社側は年間10%増収を見込むものの、未達ペースで推移しているため年間5%増」と予想。通期営業利益予想を355億円から310億円(会社計画は330億円)に、目標株価を16200円から13200円に引き下げ。レーティング「ニュートラル」は継続している。
■GMOペパボ <3633> 3,810円 +700 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値
7日、GMOペパボ <3633> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.50%にあたる4万株(金額で1億4800万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から30日まで。
■テラ <2191> 934円 +150 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
テラ<2191>がストップ高。7日の取引終了後に樹状細胞ワクチン療法の技術・ノウハウを提供していた福島県立医科大学の附属病院で、「WT1ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン療法」を胃がん、食道がん、肺がんを対象に先進医療として治療を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。福島県立医科大学では、14年11月から、同社の寄付によりがん免疫療法の研究を目的とした寄付講座「先端がん免疫治療学講座」を開設。また、同年12月には樹状細胞ワクチン療法の技術・ノウハウ提供の委託契約を締結していた。
■メガネスーパー <3318> 59円 +5 円 (+9.3%) 本日終値
7日、メガネスーパ <3318> [JQ] が決算を発表。16年4月期第1四半期(5-7月)の最終損益(非連結)は6400万円の黒字(前年同期は6億8700万円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。前期に不採算店舗55店を閉鎖したことにより、地代家賃や販管費などの固定費が大きく減少したことが寄与。「レンズの完全有料化」などの価格政策の見直しや、眼鏡フレームのPB製品の強化による採算改善も黒字浮上に貢献した。上期計画の6000万円を既に6.7%上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■システナ <2317> 1,061円 +61 円 (+6.1%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
7日、システナ <2317> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.81%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から12月31日まで。
■萩原工業 <7856> 1,831円 +105 円 (+6.1%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
萩原工業<7856>が急反発。同社は7日の取引終了後、15年10月期第3四半期累計(14年11月~15年7月)の連結決算を発表。売上高は165億4800万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は18億2800万円(同13.8%増)、純利益は11億5500万円(同15.1%増)と2ケタ増益となり、これを好感している。合成樹脂加工製品事業でラミクロスシート、コンクリート補強繊維が海外向けに堅調だった。通期業績は売上高230億円(前期比3.7%増)、営業利益25億円(同17.2%増)、純利益16億円(同12.3%増)の従来見通しを据え置いた。
●ストップ高銘柄
クレステック <7812> 1,343円 +300 円 (+28.8%) ストップ高 本日終値
EAJ <6063> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 本日終値
ソフトフロント <2321> 435円 +80 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値
ベステラ <1433> 7,230円 +1,000 円 (+16.1%) ストップ高 本日終値
アイ・ピー・エス <4335> 742円 +100 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
ネプロジャパン <9421> 1,972円 -500 円 (-20.2%) ストップ安 本日終値
オプトロム <7824> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
グローアジア <3587> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
など、4銘柄
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