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【材料】欧州有力証券の機械・資本財セクター分析、ファナックには「まだまだ弱気」

 欧州有力証券の機械・資本財セクターのリポートでは、日本の機械・資本財業界は、FA機器メーカーを中心に高い競争力を有しているため、「中長期的な成長余地は高い」との見方を継続。それでも、「スマートフォン関連投資の減少に加え、新興国マクロ経済の悪化が顕著になってきた」との見方で、「これまで日本の機械・資本財業界の業績拡大を牽引してきた北米市場に関しても、製造業設備投資の減速の兆しが表れてきたほか、エネルギー・コモディティ関連需要はグローバルに冷え込みを見せている」と解説。
 今しばらくは、「景気減速リスクを踏まえた選別投資が必要になる」と考え、個別では、住友重機械工業<6302>と三菱電機<6503>の株価反発余地が大きいとみて、次候補としてSMC<6273>と三菱重工業<7011>を紹介。ファナック<6954>に対しては「まだまだ弱気」として、業界投資判断は「アトラクティブ」を継続している。
《MK》

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