【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ヘリオス、パイオニア、洋鋼鈑、システナ
■ヘリオス <4593> 1,276円 +148 円 (+13.1%) 11:30現在
ヘリオス<4593>が大幅続伸しているほか、新日本科学<2395>やメディネット<2370>、セルシード<7776>など再生医療関連が軒並み高となっている。7日の取引終了後にアイロムグループ<2372>がiPS細胞向け培養素材の工場建設を発表したことに加えて、この日はジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が、「自家培養表皮ジェイス」の治験終了を発表するなどしており、iPS細胞や再生医療に関する話題が相次いでいることから、関連銘柄に買いが入っているようだ。
■パイオニア <6773> 252円 +26 円 (+11.5%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
パイオニア<6773>が続伸。同社は7日、ドイツのHERE社と共同で自動運転・高度運転支援向け高度化地図の活用に関して協議を進めることを発表した。今回の取り組みはHERE社が保有する自動運転・高度運転支援向け地図の整備や活用において、パイオニアの走行空間センサー「3D-LiDAR」を活用し、自動運転時代に向けた高度化地図の活用について連携する。詳細について今後、協議を進めていく。
■東洋鋼鈑 <5453> 450円 +36 円 (+8.7%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
東洋鋼鈑<5453>が急騰。国内大手証券では、アルミ基板の加工事業に関して、「記憶容量の増大に伴い品質要求が厳しくなる中でも、旺盛なデータセンタ向けの需要を取り込める」と指摘。光学用機能フィルムの加工事業では、「製膜技術が活かされる余地が大きく、市場全体の伸びを上回る成長が見込める」とみて、長期的には、「トルコの表面処理鋼板の合弁事業による収益貢献が予想される」と解説。レーティング「バイ」、目標株価650円でカバレッジを開始している。
■システナ <2317> 1,069円 +69 円 (+6.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率7位
7日、システナ <2317> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.81%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から12月31日まで。
■コスモス薬品 <3349> 13,800円 +460 円 (+3.5%) 11:30現在
コスモス薬品<3349>が急伸。同社は7日に、8月度の月次売上高(速報値)を公表。既存店売上高は前年同月比3.0%減と4カ月連続のマイナスとなったが、前月(5.8%減)に比べるとマイナス幅が縮小した。なお、全店ベースの売上高は同7.9%増となり、5カ月連続で前年実績を上回っている。
■Jティッシュ <7774> 950円 +21 円 (+2.3%) 11:30現在
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が動意。同社はきょう、再生医療等製品「自家培養表皮ジェイス」の先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした治験終了届書が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に受理されたと発表。18年3月期の市販を目指すとしており、期待材料となっているようだ。ジェイスは07年に重症熱傷を適応対象として製造販売承認を取得。その後、先天性巨大色素性母斑への適用拡大を目指し、12年から国立成育医療研究センターなどで治験を進めてきた経緯がある。なお、ジェイスは14年11月に先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されている。
■明電舎 <6508> 386円 +7 円 (+1.9%) 11:30現在
明電舎<6508>が小幅続伸。同社は7日、現地法人を通じてシンガポールの鉄道事業者であるSMRT Trains社からMRTの南北線、東西線の鉄道用電力設備の更新・増強プロジェクトを受注したことを発表した。このプロジェクトは将来のMRT運行増強に対応するためのもので、南北線・東西線の既設8変電所向けに電変電設備の設計・機器供給・現地据付・試験工事を担当、2016年12月31日までに完了を予定している。
■福島工業 <6420> 2,471円 +30 円 (+1.2%) 11:30現在
7日、福島工業 <6420> が発行済み株式数の7.02%にあたる155万株(金額で33億9840万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料。創業家の資産管理会社である第1位株主の福島機器販売が保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は9月8日から10月8日まで、買い付け価格は7日終値を10.8%下回る2178円。
■洋缶HD <5901> 1,876円 +10 円 (+0.5%) 11:30現在
東洋製罐グループホールディングス<5901>が続伸。同社に関しては、国内大手証券が新規にカバーを開始したことが確認されている。同証券は、同社は強固な財務基盤を有しており、成長に向け積極的な海外進出、業界再編などによる国内シェアの上昇、設備投資などによる生産性の改善、などの多様な施策が実行可能であり、投資判断は「ニュートラル」でカバーを開始する、としている。目標株価は2050円。同証券はまた、「中期成長に向けた具体的な戦略の発表が、投資判断見直しの契機となりえよう」ともしている。
■高砂熱学工業 <1969> 1,732円 +4 円 (+0.2%) 11:30現在
高砂熱学工業<1969>が反発。同社は7日引け後、2016年3月期の中間期(4~9月)連結業績予想の上方修正を発表。売上高は従来予想の1110億円から1120億円に、営業利益は3億円から12億円に引き上げている。会社側では、「民間設備投資が改善傾向で推移したこともあり、受注高は期初計画を上回る見込み」と報告。売上高は、「前期以前に受注した大型工事等が進捗し、期初計画を上回る見込み」として、利益面については、「期初の見通しに比べて工事採算性が改善する見込み」とコメント。なお、米系大手証券では今回の上方修正を受け、「想定の範囲内でサプライズはない」との見解を示している。
■伊藤園 <2593> 2,448円 +3 円 (+0.1%) 11:30現在
伊藤園<2593>が6営業日ぶりに反発。同社は7日引け後、8月度の月次売上高(非連結・速報値)でドリンク事業が前年同月比7.4%増となったと発表しており、株価の下支え材料となっているようだ。コーヒー飲料が前年同月比21.6%増と高い伸び率となったほか、主力の日本茶・健康茶飲料が13.7%増と2ケタの伸びとなった。ただ、果実飲料が2.5%減となったほか、紅茶飲料は53.9%減だった。なお、ドリンク事業の5~8月累計は3.9%増となっている。
■メッセージ <2400> 3,295円 -700 円 (-17.5%) ストップ安 11:30現在
メッセージ<2400>がストップ安ウリ気配。川崎市が7日に記者会見を行い、川崎市幸区の「Sアミーユ川崎幸町」で昨年、入所者3人が相次いで個室のベランダから転落死したのは「あまりに不自然」だとしており、同施設を運営する積和サポートシステムに51%を出資(残り49%は積水ハウス<1928>が出資)するメッセージには売りが殺到している。川崎市では、今週か来週にも施設を訪問し、詳細に事情を聴く方針だが、運営側である同社にはイメージダウンが避けられないとの見方が強まっているようだ。
■太平洋セメント <5233> 381円 -13 円 (-3.3%) 11:30現在
太平洋セメント<5233>が下落。大和証券は7日、同社株の投資判断を「1(買い)」から「2(アウトパフォーム)」に引き下げた。目標株価は490円から460円に見直した。足もとの国内セメント需要は想定より弱そうとみており、業績モメンタムの改善は第3四半期以降と予想している。第1四半期(4~6月)の営業利益は前年同期比1%増の115億円となった。また、第2四半期(7~9月)は米国の修繕費増加を主因に海外セメント、ひいては全社ベースで前年同期比減益を見込んでいる。同証券では、短期的な業績モメンタムは弱いとみており、今後は国内セメント需要の回復や米国セメントの成長軌道への回帰などを注目している。
■GMOペパボ <3633> 3,795円 +685 円 (+22.0%) 一時ストップ高 11:30現在
7日、発行済み株式数(自社株を除く)の1.50%にあたる4万株(金額で1億4800万円)を上限に自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から30日まで。
●ストップ高銘柄
EAJ <6063> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 11:30現在
テラ <2191> 934円 +150 円 (+19.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
アイ・ピー・エス <4335> 742円 +100 円 (+15.6%) ストップ高 11:30現在
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
グローアジア <3587> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 11:30現在
オプトロム <7824> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 11:30現在
など、3銘柄
株探ニュース
ヘリオス<4593>が大幅続伸しているほか、新日本科学<2395>やメディネット<2370>、セルシード<7776>など再生医療関連が軒並み高となっている。7日の取引終了後にアイロムグループ<2372>がiPS細胞向け培養素材の工場建設を発表したことに加えて、この日はジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が、「自家培養表皮ジェイス」の治験終了を発表するなどしており、iPS細胞や再生医療に関する話題が相次いでいることから、関連銘柄に買いが入っているようだ。
■パイオニア <6773> 252円 +26 円 (+11.5%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
パイオニア<6773>が続伸。同社は7日、ドイツのHERE社と共同で自動運転・高度運転支援向け高度化地図の活用に関して協議を進めることを発表した。今回の取り組みはHERE社が保有する自動運転・高度運転支援向け地図の整備や活用において、パイオニアの走行空間センサー「3D-LiDAR」を活用し、自動運転時代に向けた高度化地図の活用について連携する。詳細について今後、協議を進めていく。
■東洋鋼鈑 <5453> 450円 +36 円 (+8.7%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
東洋鋼鈑<5453>が急騰。国内大手証券では、アルミ基板の加工事業に関して、「記憶容量の増大に伴い品質要求が厳しくなる中でも、旺盛なデータセンタ向けの需要を取り込める」と指摘。光学用機能フィルムの加工事業では、「製膜技術が活かされる余地が大きく、市場全体の伸びを上回る成長が見込める」とみて、長期的には、「トルコの表面処理鋼板の合弁事業による収益貢献が予想される」と解説。レーティング「バイ」、目標株価650円でカバレッジを開始している。
■システナ <2317> 1,069円 +69 円 (+6.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率7位
7日、システナ <2317> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.81%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から12月31日まで。
■コスモス薬品 <3349> 13,800円 +460 円 (+3.5%) 11:30現在
コスモス薬品<3349>が急伸。同社は7日に、8月度の月次売上高(速報値)を公表。既存店売上高は前年同月比3.0%減と4カ月連続のマイナスとなったが、前月(5.8%減)に比べるとマイナス幅が縮小した。なお、全店ベースの売上高は同7.9%増となり、5カ月連続で前年実績を上回っている。
■Jティッシュ <7774> 950円 +21 円 (+2.3%) 11:30現在
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が動意。同社はきょう、再生医療等製品「自家培養表皮ジェイス」の先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした治験終了届書が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に受理されたと発表。18年3月期の市販を目指すとしており、期待材料となっているようだ。ジェイスは07年に重症熱傷を適応対象として製造販売承認を取得。その後、先天性巨大色素性母斑への適用拡大を目指し、12年から国立成育医療研究センターなどで治験を進めてきた経緯がある。なお、ジェイスは14年11月に先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されている。
■明電舎 <6508> 386円 +7 円 (+1.9%) 11:30現在
明電舎<6508>が小幅続伸。同社は7日、現地法人を通じてシンガポールの鉄道事業者であるSMRT Trains社からMRTの南北線、東西線の鉄道用電力設備の更新・増強プロジェクトを受注したことを発表した。このプロジェクトは将来のMRT運行増強に対応するためのもので、南北線・東西線の既設8変電所向けに電変電設備の設計・機器供給・現地据付・試験工事を担当、2016年12月31日までに完了を予定している。
■福島工業 <6420> 2,471円 +30 円 (+1.2%) 11:30現在
7日、福島工業 <6420> が発行済み株式数の7.02%にあたる155万株(金額で33億9840万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料。創業家の資産管理会社である第1位株主の福島機器販売が保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は9月8日から10月8日まで、買い付け価格は7日終値を10.8%下回る2178円。
■洋缶HD <5901> 1,876円 +10 円 (+0.5%) 11:30現在
東洋製罐グループホールディングス<5901>が続伸。同社に関しては、国内大手証券が新規にカバーを開始したことが確認されている。同証券は、同社は強固な財務基盤を有しており、成長に向け積極的な海外進出、業界再編などによる国内シェアの上昇、設備投資などによる生産性の改善、などの多様な施策が実行可能であり、投資判断は「ニュートラル」でカバーを開始する、としている。目標株価は2050円。同証券はまた、「中期成長に向けた具体的な戦略の発表が、投資判断見直しの契機となりえよう」ともしている。
■高砂熱学工業 <1969> 1,732円 +4 円 (+0.2%) 11:30現在
高砂熱学工業<1969>が反発。同社は7日引け後、2016年3月期の中間期(4~9月)連結業績予想の上方修正を発表。売上高は従来予想の1110億円から1120億円に、営業利益は3億円から12億円に引き上げている。会社側では、「民間設備投資が改善傾向で推移したこともあり、受注高は期初計画を上回る見込み」と報告。売上高は、「前期以前に受注した大型工事等が進捗し、期初計画を上回る見込み」として、利益面については、「期初の見通しに比べて工事採算性が改善する見込み」とコメント。なお、米系大手証券では今回の上方修正を受け、「想定の範囲内でサプライズはない」との見解を示している。
■伊藤園 <2593> 2,448円 +3 円 (+0.1%) 11:30現在
伊藤園<2593>が6営業日ぶりに反発。同社は7日引け後、8月度の月次売上高(非連結・速報値)でドリンク事業が前年同月比7.4%増となったと発表しており、株価の下支え材料となっているようだ。コーヒー飲料が前年同月比21.6%増と高い伸び率となったほか、主力の日本茶・健康茶飲料が13.7%増と2ケタの伸びとなった。ただ、果実飲料が2.5%減となったほか、紅茶飲料は53.9%減だった。なお、ドリンク事業の5~8月累計は3.9%増となっている。
■メッセージ <2400> 3,295円 -700 円 (-17.5%) ストップ安 11:30現在
メッセージ<2400>がストップ安ウリ気配。川崎市が7日に記者会見を行い、川崎市幸区の「Sアミーユ川崎幸町」で昨年、入所者3人が相次いで個室のベランダから転落死したのは「あまりに不自然」だとしており、同施設を運営する積和サポートシステムに51%を出資(残り49%は積水ハウス<1928>が出資)するメッセージには売りが殺到している。川崎市では、今週か来週にも施設を訪問し、詳細に事情を聴く方針だが、運営側である同社にはイメージダウンが避けられないとの見方が強まっているようだ。
■太平洋セメント <5233> 381円 -13 円 (-3.3%) 11:30現在
太平洋セメント<5233>が下落。大和証券は7日、同社株の投資判断を「1(買い)」から「2(アウトパフォーム)」に引き下げた。目標株価は490円から460円に見直した。足もとの国内セメント需要は想定より弱そうとみており、業績モメンタムの改善は第3四半期以降と予想している。第1四半期(4~6月)の営業利益は前年同期比1%増の115億円となった。また、第2四半期(7~9月)は米国の修繕費増加を主因に海外セメント、ひいては全社ベースで前年同期比減益を見込んでいる。同証券では、短期的な業績モメンタムは弱いとみており、今後は国内セメント需要の回復や米国セメントの成長軌道への回帰などを注目している。
■GMOペパボ <3633> 3,795円 +685 円 (+22.0%) 一時ストップ高 11:30現在
7日、発行済み株式数(自社株を除く)の1.50%にあたる4万株(金額で1億4800万円)を上限に自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月8日から30日まで。
●ストップ高銘柄
EAJ <6063> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 11:30現在
テラ <2191> 934円 +150 円 (+19.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
アイ・ピー・エス <4335> 742円 +100 円 (+15.6%) ストップ高 11:30現在
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
グローアジア <3587> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 11:30現在
オプトロム <7824> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 11:30現在
など、3銘柄
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