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2015年09月08日08時14分

【為替】今日の為替市場ポイント:ドル・円は119円台前半で推移か、日本のGDP改定値が手掛かり材料に


7日のドル・円相場は、東京市場では119円80銭から119円59銭で推移。欧米市場でドルは119円13銭まで下げたが、119円28銭で取引を終えた。

本日8日のドル・円は主に119円台前半で推移か。日本の4-6月期国内総生産(GDP)改定値が有力な手掛かり材料となりそうだ。市場予想の前期比年率-1.8%を下回った場合、日本銀行による追加緩和の思惑が浮上するとの見方があり、ドルは119円近辺で下げ渋る可能性がある。

8月17日に発表された4-6月期GDP速報値は前期比年率-1.6%だったが、市場関係者の間からは「個人消費が予想よりも弱かった」との声が多く聞かれた。天候不順などの要因ではなく、所得の伸び悩みが影響していることが消費抑制の要因とみられている。本日発表される改定値では、個人消費が上方修正されることはないとみられており、在庫調整などの影響で速報値から下方修正される可能性が高い。

経済成長の鈍化は物価動向にも影響を与える。賃金上昇への期待は高まっていないことから、消費増大による物価上昇を予見できる状況ではなく、エネルギー価格の急激な上昇などの要因が揃わない場合、2016年度に日本銀行が現行の金融政策を見直すことは避けられないかもしれない。

《SY》

 提供:フィスコ

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