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【市況】<株式トピックス>=シルバーウィーク到来で注目の電鉄株

 7日の東京株式市場は、前週末終値をはさんで売り買いが交錯する展開の末、結局日経平均株価終値は、前週末比68円31銭安の1万7860円47銭と小幅反発した。ただ、東証1部の売買代金は、2兆3548億円と減少傾向にある。また、値上がり銘柄数は724、対して値下がり銘柄数は1060(変わらずは112銘柄)と、値下がり銘柄が1000を超えて大きく上回った。
 きょう、波乱相場のなかで市場関係者が注目していたのが「シルバーウィーク関連銘柄」。今年は曜日配列が良く、土曜日を含めると6年ぶりの5日連休となり、アジアなどの近隣諸国への海外旅行や、やや遠方の国内旅行には十分なスケジュールといえる。
 電鉄株は利用者の旅行や遠出などの需要増加が見込まれるほか、首都圏中心に宿泊特化型ホテルのホテル事業を展開しているケースも多い。中国景気の減速懸念が強まるなかにあっても、インバウンド需要が足もとでも陰りをみせていないことも支援材料だ。
 東武鉄道<9001>、相鉄ホールディングス<9003>、京浜急行電鉄<9006>、小田急電鉄<9007>、京王電鉄<9008>、近鉄グループホールディングス<9041>、西武ホールディングス<9024>など電鉄株に注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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