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【材料】欧州有力証券、銀行株では国内主体かつスプレッド競争に晒されないビジネスを展開する新生銀行を推奨

 欧州有力証券の銀行セクターのリポートでは、「中国経済減速の影響がメガバンクの信用コストに直接影響を与えるとは考えていないものの、アジア全域での貸出金の伸び鈍化につながり、期待した成長が実現できない可能性がある」と指摘。政策保有株式の売却進捗は下期からとみている中、「加速できれば高く評価される」との見方で、特に、みずほフィナンシャルグループ<8411>とりそなホールディングス<8308>は「政策保有株式売却加速が株主還元強化につながるので注目したい」と解説。
 国内主体かつスプレッド競争に晒されないビジネスを展開する銀行はこの局面で相対的に強いとみて、新生銀行<8303>をトップピックで推奨。他には、北米での事業基盤に優れる三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、市場運用が好調な三井住友フィナンシャルグループ<8316>も買い推奨している。
《MK》

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