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【市況】東京株式(前引け)=海外株安嫌気も売り一巡後下げ渋る

 7日前引けの日経平均株価は前週末比64円安の1万7727円と続落。前場の東証1部の売買高概算は13億3867万株、売買代金概算は1兆2500億5000万円。値上がり銘柄数は501、対して値下がり銘柄数は1309、変わらずは86銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の欧米株市場が軒並み大きく値を下げたことを受けて売り優勢となった。注目された8月の米雇用統計は、まだら模様の結果となり9月利上げに対する警戒感も買い手控え感につながっている。ただ、足もとの為替相場が円安歩調にあることや、休場明けの中国・上海株市場は買いが先行しており、これを受けて日経平均も売り一巡後に下げ渋り、プラス圏に浮上する場面もあった。
 個別ではソフトバンク<9984>が軟調、任天堂<7974>も売られた。日東紡<3110>、平和不<8803>が急落、カプコン<9697>も大きく値を下げた。ソニー<6758>も冴えない。半面、リコー<7752>が買われ、トヨタ<7203>も底堅い。SKジャパン<7608>が急伸、東芝<6502>、パイオニア<6773>にも買いが先行している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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