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【材料】九州電が急騰、川内原発再開と運転状況を受けて発表した業績見通しはコンセンサス対比で高進捗に

 九州電力<9508>が急騰。買い優勢で始まり、その後も上値を追う堅調な展開。
 同社は前週末引け後、未定としていた中間期連結営業利益見通しを700億円、経常利益見通しを550億円と公表した。
 同社では川内原子力発電所1号機の発電再開後の運転状況を確認した上で利益予想を知らせることとしていたが、同機が8月31日以降、定格熱出力一定運転を行っていることから、最近の需給動向などを踏まえ予想値を算出。
 また、前年度後半からの燃料価格の大幅な下落により燃料費が減少する一方、燃料費調整による電灯電力料への燃料価格下落の反映が期ずれすることで、経常黒字となる見通しとしている。
 通期市場コンセンサスが600億円前後の経常黒字と見られていることから、中間期地点での高進捗がマーケットで好感される格好となっている。
《MK》

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