市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(寄り付き)=中国リスクと米利上げ懸念で続落

 7日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比117円安の1万7674円と続落。前週末の米国株市場ではNYダウが大幅反落、これを受けて再び投資家の不安心理が広がっている。注目された8月の米雇用統計の結果は非農業部門の雇用者数が事前の市場コンセンサスを大きく下回る一方、失業率が改善、平均賃金も上昇するなど強弱入り交じる内容で、9月利上げの可能性を残している。中国景気の減速に対する懸念も強く、休場明けの上海株式市場の動向を横にらみに神経質な展開が続く。前週末取引時間中に8月26日につけた安値1万7714円を下抜けた日経平均は終値ベースでも7カ月ぶりの安値をつけており再び1番底を探る展開となっている。1ドル=119円台攻防の外国為替市場の動向にも注目が集まる。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で値下がりで目立つのは証券、ゴム製品、不動産、その他製品、食料品など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年09月07日 09時18分

株探からのお知らせ

    日経平均