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【市況】NY金先物週間見通し:上値の重い展開か、ファンド筋の売り継続との見方も


■NY金先物
安値:1,115.70ドル
高値:1,147.30ドル
終値:1,121.40ドル
前週末比(騰落率):-1.11%

■軟調推移、米9月利上げ観測が重石に

NY金先物は軟調推移。米国株安でも安全逃避的な買いは増えなかったようだ。4日発表の8月米失業率は5.1%に低下し、金融危機発生前の水準に戻ったことから、投資家の間で9月利上げの思惑が再び広がり、ファンド勢などの売りが観測された。


■上値の重い展開か、ファンド筋の売り継続との見方も

想定レンジ:1,110.00~1,135.00ドル

NY金先物は上値の重い展開か。ヘッジファンド筋などの売りは継続するとの見方が多く、金の需要がただちに増える状況ではないとみられる。米9月利上げの期待が後退しても株高となる可能性があるため、安全資産としての金の需要が大幅に増えることは当面期待できない。

《TN》

 提供:フィスコ

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