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【市況】豪ドル週間見通し:伸び悩みか、8月失業率が手掛かり材料に


■下落、欧米株安が嫌気される

先週の豪ドル・円は下落。4-6月期国内総生産(GDP)が予想を下回ったことや輸出の伸び悩みで追加利下げ観測が再浮上したことや欧米諸国の株安が嫌気された。米ドル・円相場が円高方向に振れたことや対米ドルで豪ドルは2009年4月以来の安値圏まで下げたことが対円レートの下落につながった。取引レンジは82円12銭-87円34銭。

■伸び悩みか、8月失業率が手掛かり材料に

今週の豪ドル・円は伸び悩みか。8月失業率が有力な手掛かり材料となりそうだ。失業率は6.2%に低下すると予想されているが、7月と同水準だった場合、追加利下げ観測がさらに広がり、リスク選好的な豪ドル買いは大幅に抑制される可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・10日:8月失業率(予想:6.2%、7月:6.3%)

予想レンジ:80円00銭-84円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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