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【通貨】9月4日のNY為替概況


 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円60銭まで急落後、119 円63銭まで急反発して引けた。

米8月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下振れたため一時ドル売りが加速。その後、6月、7月分の雇用者数が上方修正され失業率が2008年3月来の低水準となったこと、賃金が上昇したことで連邦公開市場委員会(FOMC)が依然利上げの軌道にあるとの見方が強まりドル買いが再燃した。しかし、株安を嫌気して安全資産としての債券買いが加速し、利回り低下に伴うドル売りに結局続落で引けた。

ユーロ・ドルは、1.1189ドルへ急伸後、1.1090ドルへ反落した。ユーロ・円は、132円97銭から132円23銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.5376ドルへ急伸後、1.5165ドルへ急落した。

ドル・スイスは、0.9685フランへ急落後、0.9770フランへ上昇した。


[経済指標]・米・8月非農業部門雇用者数:前月比+17.3万人(予想:+21.7万人、7月:+24.5万人←+21.5万人)・米・8月失業率:5.1%(予想:5.2%、7月:5.3%)・米・8月平均時給:前月比+0.3%、前年比+2.2%(予想+0.2%、+2.1%、7月+0.2%、+2.2%←+2.1%)・米8月週平均労働時間:34.6(予想34.5、7月34.5←34.6)・米8月不完全雇用率:10.3%(7月10.4%)・米8月労働参加率:62.6%(予想62.7%、7月62.6%)

《KY》

 提供:フィスコ

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