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2015年09月04日17時20分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2015年9月4日

 今週の日経平均終値は17792円16銭、前週末比1344円16銭安でした

 先週の週足の長い下ヒゲを今週は陰線の実体(ローソク足の始値~終値の範囲)部分で埋めてきてしまい、下落トレンドが止まっていない状況を示しています。先週の下ヒゲが斥候部隊、今週の大陰線が本隊となり、下方への進軍はまだ強いものとなっています。これを跳ね返すべく日銀やGPIFなどの公的資金が買いを入れているようですが、外国勢を主体とした売り圧力は投機も含めてそれを上回っており、来週も1万7000円台で激しい攻防が続くことになりそうです。先週の安値でしっかりと底入れできなかったことで、来週は1万7000円程度までレンジを広げて見ておく必要があるでしょう。ただ、日柄的にも値幅的にも日経平均は来週、遅くても再来週までには明確な一番底を形成することになりそうです。中国がいくら悪いと言っても、高値から短期で2割近くも安くなる1万7000円弱の水準があれば現在のファンダメンタルズからいかにも売られ過ぎ。テクニカル指標でも来週に1万7000円近くまで売り込まれたらセリングクライマックス指標がいくつか点灯します。本日の株価から700~800円下げれば1万7000円です。来週は米雇用統計を受けての最初の取引、中国市場再開、そして週末のメジャーSQと、何かと荒れやすい条件が揃っています。過去最高水準の空売り比率を3日も続け、裁定売り残も統計上で過去最高金額を記録するなど売り方絶好調ですが、それだけに今の流れなら向こう1~2週間で一番底を形成する可能性も大きいといえるでしょう。(ストック・データバンク 編集部)

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